南半球限界大学生ブログ

謎のモチベが湧いた時に書いてます

最近読んだ面白い漫画 

友人から最近読んだ面白い漫画で一緒に記事を書いてみないか?と言われて

少なくとも1ヶ月は経過してしまった。遅ればせながらまとめていきたい。

 

  • K2

comic-days.com

 

医療漫画。個人的には医療漫画版こち亀だと思っている。 

前作の「スーパードクターK」「ドクターK」の続編らしいが前作をまったく読んでいなくても全く困らず楽しめた。大体1話から2~3話くらいで一つの話が完結していて、長いシナリオでも5~8話で完結しているので非常に読みやすい。

絵も漫画も上手く、作中で取り扱われている医療も常にアップデートしており作者の勉強と知識収集がすごい。最新話ではコロナについても取り扱っていて、このトレンドをちゃんと掴む感じや、一話から数話で話をまとめるスッキリ感、命を扱う医療漫画ではあるがリアル寄りというよりかはコミカルに寄った所がすごくこち亀を連想させた。

 

200話くらいから出てきた和久井君と、169話から出てくる宮坂さんとK先生の跡を継いでいく一也くんとの関係性の変化や成長、青春の行方が追っていてとても楽しい。こち亀は数年前に完結してしまったがK2はK100くらいまで続いてくれて構わない。

 

今さら過ぎるが最近もう一度真面目に読み始めた。中学の頃は中忍試験の辺りまでしか読んでおらず、大学に入って最初の頃は最後まで一気見したものの話が進めば進むほどそこまでサスケにこだわる理由がなんも分からねぇよ…となりネジが雑に死んだ(と自分は感じた)辺りでやってらんねぇ~~!!!となり流し読みになってしまいあまりちゃんと楽しめなかった。

 

しかし最近軽い気持ちで見始めたBorutoのアニメがめちゃくちゃ刺さってしまったため、Narutoの方ももう一度真面目に読んでいるが今までの中で一番楽しめており毎日おもしれ~~!!!となっている。

やはり絵とデザインがめちゃくちゃ上手いなという感想と、コマ割りは他の漫画と比べるとアニメというか動画っぽいものを感じた(1カメ2カメ3カメみたいな演出等)。

当時は我愛羅とガイ班が好きだったのだが、ここにきてようやく7班のサスケに対する強すぎる執着のようなものを受け入れられてきたので最近はカカシ先生に対する好感度が上がっている。 

 

めちゃくちゃ楽しんでいるがおそらくNarutoの延長線にBorutoがあるというのが大きく、ボルトでの親世代(ナルト世代のキャラ)の大人としての成長具合や、世界と社会の発展具合を見てそれを受け入れられたからこそ、その前日譚(?)となるナルトも受け入れる事に抵抗が無くなったのだと思う。お勧めするならボルトの方が適切だった気がするが、今のところアニメしか見ていなかったのでこの記事ではナルトを紹介した。

 

にしても岸本先生、線が本当に綺麗すぎてどうやって引いているのか知りたい。

 

 

  • 烏に単は似合わないcomic-days.com

    原作は小説らしく、そのコミカライズ作品である。小説は読んだ事が無かったものの、1話からあまりの絵の綺麗さと美しさに引き込まれ、あっという間に全話読んでしまった。帝に選ばれるために4人の姫たちが競い合う話…といった所であるが、日本の平安と中華のファンタジーが混ざったような美しく独特な世界観が、強い画力により非常に繊細に美麗に表現されており毎度ページをめくる度に惚れ惚れしてしまう。

    漫画としての演出や構成、コマ割りも非常に上手くて、登場人物の心情描写が実に様々な手法で絵に反映されており、他人事として読んでいるのに自分事のようにハラハラドキドキしてしまった。

    最後まで読むと好みは別れる作品になると思うが、自分はとても楽しめた。漫画は完結しているが、同じ世界の同時間軸での話として帝側のストーリーを描いた「烏は主を選ばない」が同じ作画の人によって連載されているらしくそちらも気になる。

 

 

 

ツイッターで一度流れてきたのを見た事があり、ピッコマで途中まで全話公開していたので読んできたが非常に面白かった。

 

ベクトルの違うヤバイ奴ら同士の恋愛と自己愛バトルファイッ!!!といった具合で登場人物がだれもかれもが凄まじい印象を残してくる。作中でツッコミがなされる事も無くはないが、基本的には読者がツッコミをするタイプのやつ。

 

人気動画配信者とそのファンによる恋愛劇を描いているので大分今の時世とも合っていて、作中で行われている行為も現実でもいうてあるよな…というものが多いため現実とリンクさせても非常に楽しめる。なんだかライブ感のある、そういう作品だった。

ヤバイ奴らとは言うものの、いうて皆どこかはこういう所あったり、こういう激情や感情を抱いたり苦しんだりヘラったりするよね~という根本的な部分は共感できる感情によって全員動いているので、あるある探しとしても楽しめる。まだ連載中なのでちまちま追っていきたい。

 

  • ダンダダン




絵が上手すぎんだろ…という気持ちで常に読んでいる。チェンソーマンの人のアシスタントをやっていた人の連載らしい。話はコミカルなホラーアクションといった感じだが、ボーイミーツガールなラブコメもメインでやっている。宇宙人や現代的な都市伝説をテーマにしていて、モダンなSFホラー世界観であるがそこがとても面白い。

 

非常に絵が上手いのだが、デザインセンスも半端なく毎回新しいホラーの住人や宇宙人が出てきたり、主人公側がパワーアップした際のキャラデザが画面に出てくるたびにかっこいい!!!!となったり見た事のない不気味さにゾッとしたりと絵で殴られる感覚がある。アニメというか劇場映えがすごくしそうな作品なので動画化した際も是非見たい。

 

  • 恋するワンピース

    shonenjumpplus.com

     


    ワンピースを読んでいない場合に楽しめるのかと言われると難しいのだが(ただのよく分からないシュールギャグになる気がする)、ワンピースを読んでいて、かつマニアであればある程非常に楽しめる作品だと思う。

    ワンピースネタをそういう風にギャグに昇華させるか…という常人なら絶対に思い浮かばないであろうギャグに昇華させてくるので毎回その発想は無かったと色々な意味で衝撃を受け笑ってしまう。尾田先生公式公認なのもあって本当に色々な意味でパワフルな作品で、毎回更新される度に今回は一体何をしてくれるんだ…?という良い意味と悪い意味両方でのドキドキ感がある。

 

 

化学知識が半端ない女性教師が諸事情によりとある男と共に裏社会に突っ込んでいく話。

まだ連載序盤だが非常に面白く、裏社会のダークな雰囲気とメインの男女キャラが抱える闇がいい具合にマッチしていてゾクゾクする。

ハッピーエンドにはならなそうな匂いしか今のところはしていないが、キャラも話も大分性癖に刺さるのでこの二人がどうなるのか最後まで是非見たい。

 

 

おわり!

 

海外にいるとどうしても日本の漫画作品は中々読みにくくなるが、近年は大手出版社もガンガンネット連載に力を入れたり既存作品の全話公開を期間限定でやってくれたりするので色々な作品を読めてとても嬉しい。万歳ネット社会!!!